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向かうベクトルは同じだと思う

初対面で、「選手、働いているの?」と髙松社長に質問されました。その際、「Jリーグを目指しているが、いまはアマチュアチームなので選手たちも働きながらプレイしている」とご説明したところ、いきなりユニフォームのスポンサーになっていただいて。とてもうれしかったです。


我々がいるのは、スポーツという狭い世界。その中でもさらに、サッカーという非常に狭い世界にいます。おだてられることも多い環境の中で、サッカーだけをしてきた選手も多く、社会経験があるようでない。単に仕事をし、お給料をいただくというだけではなく、社会勉強というか、経験を積ませてもらっているところが非常に大きいなと思っています。 さらに、勤務についても「大事な試合が迫っており、平日も集中したいので……」と相談すれば、「しゃあないな。頑張れよ」と応援していただける。その辺は髙松社長のポリシーなのだと思いますが、サポートに対するご理解が深いなと感じています。ここまでご理解が深い企業はそうないですからね。


沖縄SV(おきなわ・エス・ファウ)の名称も、もとはドイツ語で沖縄スポーツクラブという意味なんです。

サッカーを始めいろいろなスポーツを広げていこうというビジョンを持っていますので、「上を目指す」「広げる」という二つのテーマを掲げる中で、選手が営業マンとして地域を回ることは横に広げるという部分でも意義あることだと思っています。 ブルーコンシャスさんも10周年を迎えられ、事業の多角化で大きくなられていくところ。向かうベクトルは同じだと思うので、これからも長くお付き合いをいただきたいと思っております。

沖縄SV(おきなわ・エス・ファウ) 
塩川 誠