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SDGs

SDGsトークセッションin奄美大島

本日は7月4日に奄美大島にて開催された

SDGsイベント「結々~ゆいむすび~」についてご報告いたします

 

実はこちらの企画にブルーコンシャスが協賛させて頂き、

当日会場の受付にてご来場者様へマスクを配布しました

 

 

 

 

奄美大島について「気づき」のあったトークセッション

午前中のビーチクリーン活動に続き、

午後のメインイベントは奄美大島の環境について、

そしてSDGsについて考える「トークセッション」。

 

ブルーコンシャスでもSDGs活動に力を入れていることもあり、

今回はマスク配布の後にこちらのイベントにも参加させて頂きました

 

今回のトークセッションではパネラーとして、

奄美自然観察の森 指導員 川畑 力 氏

天の川ハンター 奄美観光大使 荒木マサヒロ 氏

奄美自然環境研究会 会長 常田 守 氏

鹿児島県立大島北高等学校 学生5名 が登壇。

 

「奄美大島の魅力」「奄美の抱える問題」「問題解決の糸口」といったテーマに沿って、

奄美大島で日ごろから自然と触れ合ってらっしゃる専門家の先生方と、

島で生まれ育ちSDGsについて勉強している高校生との対談が進んでいきます。

 

 

 

今回のイベントのキーワードとして「環境問題への『気づき』」といった言葉が

トークセッション中、何回も出てきました。

 

SDGsは個人でも団体でも問題について考えて実行していくことが必要で、

「気づき」がないと他人事になってしまい、考えることができなくなってしまう・・・。

 

私はこのトークセッションで、都会に住む私からすると自然豊かで綺麗な島だと思っていても、

客観的に環境問題の観点から見た奄美大島では問題点も多々あるということを知り、

専門家の先生と、島民の皆様や私たちのように島のことを知らない外部の人間との間には

SDGs、環境問題に対する危機意識が全く違うことに気づきました。

 

というのも、専門家の先生方は奄美の自然環境に対して危機感を持ってらっしゃいますが、

島民の皆様や私たちからすると「奄美は自然が魅力で、特段環境問題について

危機感を持たなくても大丈夫」と安心している、危機的に思っていない部分が大きいと感じたのです。

 

 

 

世界自然遺産登録される奄美大島が抱える問題

奄美大島は7月下旬に世界自然遺産に正式に登録されることが決定しています。

(このイベントの後の7月26日に正式に登録されました。詳しくはコチラから)

それは、喜ばしいことであると同時に、この登録をきっかけにこれまで以上に観光客が増える、

つまり奄美大島の自然を守っていくために何ができるのか考えなければいけないという事でもあります。

 

 

トークセッションの中で問題視されていた事の1つである、

奄美特有の動物たちの命を悪気なく奪ってしまう「ロードキル(交通事故)」問題

 

特にアマミノクロウサギに関しては環境省も問題視しており、

ロードキル発生のリスクがある区域に啓発用の看板・減速帯を設置する

アマミノクロウサギ事故防止キャンペーンの実施

啓発チラシを奄美大島内のレンタカーへ常備する

など、事故を減らすための対策が何年も前から実施されています。

 

 

図:アマミノクロウサギ交通事故確認件数(奄美大島及び徳之島の合計)

(引用:環境省 沖縄奄美自然環境事務所 報道発表資料 令和2年度アマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーンの実施について http://kyushu.env.go.jp/okinawa/pre_2020/post_129.html

 

ですが、環境省から発表されたこちらの図の通り、

対策を実施しているにもかかわらずロードキルは近年増加しています。

 

現時点でもこれだけ問題視されているので、

やはり今後観光客が増えると車の量も増え、さらに問題になることが予想されます。

 

トークセッションの中では、事故が起こる原因を

「アマミノクロウサギと人間のフィールドが偶然重なってしまっているから」と常田氏から説明があり、

いっそのことアスファルトをはがしてしまえば車が通りづらくなって事故が減るのでは?という意見も飛び交いました。

 

 

ブルーコンシャスの考えるSDGs 環境

そんなお話の中で専門家の先生方から伝えられた重要なこと。

それは「SDGsに関して、人間が住みよい街をつくることと自然環境を守ることは、

どちらかだけを犠牲にするのではなく共存させていくことが大切だ」ということ。

 

では、「ブルーコンシャスが出来ること」は?

私たちブルーコンシャスでは、お客様に「スマートハウス」のご提案をしています。

 

 

その中で、太陽光発電システムや蓄電池など

再生可能エネルギーを担う商品を提供し、お客様にとって便利でお得、

災害時にも安心なおうちづくりをしていくだけでなく、

環境面にも配慮して省エネ生活の実施に努めております。

 

また販売した太陽光パネルについても、

リサイクル・リユースをして環境負荷をなるべく抑え

資源の有効活用を図っております。

 

これはSDGsの7、11、12、13番に該当しており、

エネルギー商材を扱う企業として守り続けていかねばならない事だと考えています。

 

 

まとめ

奄美大島と、私たちブルーコンシャス株式会社が本社を構える大阪府とでは、

取り巻く環境も、取り組んでいくべきSDGsの活動も違うものになりますが、

「自分たちが取り組める事から行動していく」

「人間の事だけ、環境の事だけを考えた行動ではなくお互いに優しい方法を考える」

といった点は変わらない事なのではないかと感じました。

 

 

今回、奄美大島の大自然の中でこういったSDGsに触れて考える機会をいただき、

今自分が暮らす街や会社の視点から見て、これから取り組んでいきたい課題が

目に見えた良い1日となりました。

 

今後もブルーコンシャスでは青い気持ちを忘れずに、

地球環境を意識し、事業を通して社会貢献ができるよう努めてまいります。

 

 

ブルーコンシャスの取り組むSDGs活動はコチラからご覧ください。

 

 

【参考サイト】

環境省 奄美大島行動計画 進捗状況等

http://kyushu.env.go.jp/okinawa/amami-okinawa/meeting/region/pdf/D2_b3_h30_1_amami/D2_b3_h30_1_3.pdf

 

環境省 沖縄奄美自然環境事務所 報道発表資料 令和2年度アマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーンの実施について http://kyushu.env.go.jp/okinawa/pre_2020/post_129.html

 

鹿児島県奄美市公式ホームページ

https://www.city.amami.lg.jp/pjsenryaku/sizenisan.html